CCPMとアジャイルについて考えてみる 1
ソフトウェア開発のプロジェクト管理をする上での問題点
- 見積りが不正確。やってみないとわからん。
- やってみると思わぬドハマリが。
- OSバグってるやん。開発ツールバグってるやん。DBエンジン以下略
- 思ったよりロジックが難しい。
- 思ったより簡単だった。→次回からはその見積りでやってよ。
- 仕様は途中で変わるもの。
- できたものを見たら新しいアイデアが湧いてくる。
- 紙の仕様書見てもわからん。実物見ないと。
- 生産性の限界がハタから見て把握できない。
- もっとがんばれば、もっとできるんじゃないの?
- (材料費とかかからないし)徹夜と休出でやればあるいは。
などなど。
そのへんをうまくマネジメントするために、過去からいろいろなことが考え出されているわけですが、今のところ、特効薬は、、、さて、どうなんでしょう。
ソフトウェア開発の世界での最近のはやりは、アジャイルでしょうか。
一般のプロジェクト管理の世界での新しい考え方として、CCPMがあります。
個人的な感想
- 人が作業するんだから、「人」の要素が大事。
- 現実を直視して、問題を見ないフリせずに、あるものとして対処する。
- 不確実性が存在する。確実にすることはできない。不確実のまま、マネジメントする。
- ベストケースなら成功!などと夢想せず、もっと高確率でうまくいく方法を考える。
このあたりの考え方が似ているのではないか?
そんな風に思います。
「不確実性のマネジメント」ということでしょうか。