CCPMで困ること
CCPMで管理する上でちょっと困ることは、
各タスク五分五分で見積もり、個別タスクは遅れる可能性あることが前提(遅れても全体スケジュールはバッファで守られるので問題なし 当然ペナルティもなし)
実行中、スケジュールはどんどん変更されていく。タスクの遅れはどんどん伝播していく。(でも納期はずれない)
各タスクの開始時期は、そのときになってみないとわからない。
当初予定通りになるとは限らない。早くなる可能性も、遅くなる可能性もある。
というより、遅くなる可能性が高い。
リソースの流動性をかなり高めておかないと、これに対応できない。
TOCの中では、DBRでも同じなのですが、リソースが空いていても気にしない。無駄な作業をするよりは遊んでてもいい、ということがあるわけですが、
実際に実施するにあたって、会社の文化としてこれに耐えられるかどうか、この点が課題になってくると思います。
待ってる人が、他の作業を入れずに待つことができるか。
作業を入れずに、例えば自己啓発等で時間をつぶしている人を会社が許せるか。
あまりガチガチにリソースを確保せずに、そのとき空いてる人を必要なだけ、流動的に確保できるような体制がとれればいいのですが。