ソフトウェアテストPRESS Vol.2
SEライフ〈Vol.1〉SEが28歳までに身につける28の力
SEライフ〈Vol.1〉SEが28歳までに身につける28の力
- 作者: 技術評論社編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
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テクニカル系ではなくて、ヒューマンスキル系です。
交渉力、管理力、実務力、勉強力、自己実現力、生活力の6つの分野で、28個の力について解説されています。
コンパクトにまとまっていて、薄いムックですが、内容はけっこうしっかりしていますね。
ストレス解消とか体調管理とか、そんな項目にも触れられています。
ちょい古い本です。
現在、Vol.2まで発売中で、Vol3、4が予約受付中です。
- 作者: SEライフ編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
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SE ライフ Vol.4 SEのための見える化!の技術 (SEライフ)
現場力と鍛える と 見える化
- 作者: 遠藤功
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/02/13
- メディア: 単行本
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- 作者: 遠藤功
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/10/07
- メディア: 単行本
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厚さのわりには、スムーズに読めます。
現場力の方は、ちょっと思っていた内容と違っていたのですが、
日本の企業の強さは、現場の強さだった、と思うんですよね。
強力なリーダーシップやトップダウンによる命令がなくても、
現場が勝手に工夫して勝手に改善していくような。
今度は、Macのキャンペーンらしいですよ。
うちのPC、古すぎてiPod使えないんですよね。
アップルのiMac G5欲しい!
Software People Vol.7
- 作者: 編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/09/28
- メディア: 大型本
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Software Peopleの新刊です。(といっても1ヶ月以上前だ、、、)
プロジェクトマネジメントオフィス
プロジェクトマネジメントオフィス―すべてのプロジェクトを成功に導く司令塔プロジェクトオフィスの機能と役割
- 作者: トーマス・R.ブロック,J.デビッドソンフレーム,Thomas R. Block,J.Davidson Frame,仲村薫
- 出版社/メーカー: 生産性出版
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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PMBOKの中にもある、プロジェクトオフィスについての本。
概観も薄いが、内容も正直薄いかな。
本の内容はともかく、
CCPMでプロジェクト管理をしていくなら、
プロジェクトオフィス機能は必須。
単に事務方ではなくて、ある程度の権限が必要。
プロジェクトをまたがって、タスクの優先順位を考えたり、リソースの調整をしたりする機能がないと、うまく回りません。
特に、リソースの調整については、
従来型のようにがっちり割り当てをするのではなくて、
計画段階ではフリーなリソースがたくさんあるようにしておく必要があり、
実行段階で動的に変更されるスケジュールに対して、
リソースも動的に割り当てられるようにする必要があります。
これがないと、いくらスケジュールがバッファで守られているとはいえ、
遅れてきたときに回避の手段がないし、
また、Aさんの作業が遅れてきたときに、次のタスクをAさんの代わりに担当できるリソースがいないと、遅れが伝播してしまい、守りきれなくなります。
そういった調整をするための機能が、会社内に必要です。
プロジェクト品質マネジメント
- 作者: ティモシー・J.クロッペンボルグ,ジョーゼフ・A.ペトリック,Timothy J. Kloppenborg,Joseph A. Petrick,三浦重郎
- 出版社/メーカー: 生産性出版
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 単行本
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PNBOKのうち、品質マネジメントに関する部分に特化した本です。
品質には、
Quality
Cost
Delivery
の3分野があり、頭文字をとって、QCDと言われます。
品質、費用、納期、です。
もっとカンタンにいうと、「早い 安い うまい」です。
プロジェクトを進める上で、この3つのバランスをどうとるか、が重要になってきます。
特に、ソフトウエアの場合、
- 度重なる仕様変更要求にどこまで対応するか?
- 作ってみたら意外と難しかった
- テストしてみたらあるモジュールがバグだらけ
など、不確定要素がたくさんあり、事前に排除することは不可能です。
(今の趨勢は、排除するのではなく、対応していこう、という流れ、のはず)
ソフトウエア開発では、初期段階で狭義の「品質」が確保できていないと、
リカバリーするためのコストは膨大になりますし、
納期もどれだけかかるか、試算すらできなくなる事態にもなりかねません。
いったん落ちた品質を最後に帳尻合わせるのは非常に難しく、
常に一定の品質を保つようにしておかないと、プロジェクトの最後が地獄になります。
何がなんでも納期優先で、そのためにはコスト無制限なのか、機能カットなのか。
コスト最優先で、納期延ばすのか、機能カットなのか。
機能最優先で、コスト無制限なのか、納期延ばすのか。
全部予定通りに収まれば言うことないですけどね。